被虐の鉄火花

被虐の鉄火花

『続 被虐の鉄火花』について(1)

昨年4月から連載を開始した『続 被虐の鉄火花』、現在連載110話まで進行しています。正編が526話ありますので、合計で634話です。さて、物語は正編が女侠客の蘭子、その妹の慶子、そして医師の葉子を中心に展開していましたが、続編は正編の舞台で...
お知らせ

『被虐の鉄火花』続編連載開始です。

会員サイトにて4月12日から『続 被虐の鉄火花 地獄に咲く双花』の連載を開始、現在12話まで掲載中です。時間軸としては前作の、若葉屋開店のあたりまで遡ったところから開始、蘭子たちを切り捨て、吉岡組と組んだ得田組の縄張り、Y市が舞台です。物語...
作品案内

古い写真(4)

医師としても優秀で人柄もよく患者に慕われていた北上葉子が、なぜ娼婦に身を落とすことになったのか、今となっては定かではない。しかしながら当時I県では勤皇博徒として知られた林崎一家と、新興のやくざである吉岡組の間で激しい抗争が繰り広げられており...
被虐の鉄火花

『被虐の鉄火花』と大河小説

『被虐の鉄火花』は、現在まででおよそ文庫本で10冊分。この手の小説では異例の長さとなりました。物語の方はだいぶ前から大詰めと言ってますが、それにもかかわらず、いっこうに終わる気配がありません。いや、終わろうと思えば終われるのです。その機会も...
作品案内

古い写真(3)

お葉は、本名は「北上葉子」といい、若葉屋で女郎として勤める以前はI県でも珍しい女医として地域の医療に貢献してきたらしい。この頃は名家の子女が没落して娼婦に身を堕とすことは珍しくなかったが、お葉のように医師資格を持つ女性が零落した例は極めて稀...
作品案内

古い写真(2)

写真のモデルは若葉屋という女郎屋お抱えの「お葉」という娼婦である。お葉はその美貌と日本人離れした見事な肉体にもかかわらず、若葉屋ではもっぱら猥褻な芸を披露する最下級の見世物女郎として働いていた。扇情的な踊りを演じながら、女陰と肛門で同時に卵...
PAGE TOP