新花と蛇

新 花と蛇(挿絵更新分)

55.潜入(2)

「私は小夜子と文夫が無事に帰ってくればそれでいいのです。誘拐されている間何が起こっても、それは犬に噛まれたようなもの。時間が経てばきっと癒されるはずです」 そうだといいのだが、と久美子は考える。あのチラシに描かれたようなことが本当に誘拐犯た...
新 花と蛇(挿絵更新分)

54.潜入(1)

「あ、ああっ、小夜子っ」 「お姉様っ」 徐々に高ぶりを示して来た京子は豊かな乳房を小夜子の形の良い乳房に押し付ける。小夜子は京子を追いかけるように敏感な乳首をくなくなと京子の肌にこすりつける。そうやって小夜子の官能が先行すると今度は京子が下...
新 花と蛇(挿絵更新分)

53.姉と姉(17)

これまではどちらかというと京子が攻め、小夜子が受けで進んで来たレズビアンプレイの攻守が完全に逆転したことに銀子や朱美だけでなく鬼源までもが目を瞠る。小夜子が時に攻め手をもひるませるような大胆さを見せることがあるのはこれまでも目にして来たこと...
新 花と蛇(挿絵更新分)

52.姉と姉(16)

「お、お待たせしました。皆様、それでは私、野島京子と……」 「村瀬小夜子は、皆様のお情けによりここに、同性愛の絆を結ばせていただきますわ」 そう言うと京子と小夜子は向かい合い、立位のまま互いの背中に手を回してしっかりと抱き合う。 「ああ、小...
新 花と蛇(挿絵更新分)

51.姉と姉(15)

てっきり自分たちを浣腸した不良少年たちに排泄の世話をさせられると思っていた京子と小夜子は――仮にそうであってもそれは身が灼けるような羞恥地獄だったが――それぞれの妹と弟にその汚辱の行為をすっかり目撃されるばかりでなく、後始末までされると知っ...
新 花と蛇(挿絵更新分)

50.姉と姉(14)

「ついでにケツの穴も見てもらうんや」 調子に乗った義子が京子の尻たぶを両手でぐいと開く。双臀の溝の奥深くに秘められた菊の花まで露骨に晒け出した京子は「ああっ!」と悲鳴を上げて、顔をのけ反らせる。 「駄目よ、京子さん、顔を逸らせちゃ。文夫さん...
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