新花と蛇

新 花と蛇(挿絵更新分)

25.激しい調教(6)

「いえ……すみません」 桂子は首を振る。 マリの言わんとすることは桂子には分かっている。田代屋敷の奴隷の務めは、秘密ショーや映画に出演したり、卑猥な写真のモデルになったりすることだけではない。それよりも重要な務め――それは、田代や森田のため...
新 花と蛇(挿絵更新分)

24.激しい調教(5)

「教えてほしかったらお道具をお腹の中にしっかりと呑み込むんや」 「ああ……」 美津子は切羽詰まったような声を出すと、突然大胆に身体をぐっと反らし、その部分を義子につき出すようにする。すると美津子の女の箇所は、まるで生き物のように膣圧計を呑み...
新 花と蛇(挿絵更新分)

23.激しい調教(4)

田代屋敷の庭、竹藪の中にある土蔵は鬼源の指示によって改造を施され、秘密ショーの会場となっている。その土蔵の舞台の上では遠山桂子、野島美津子、千原美沙江の三人が緊縛された裸身を立位で並べらていた。 桂子は21歳、美津子は18歳、そして美沙江は...
新 花と蛇(挿絵更新分)

22.激しい調教(3)

小夜子は早くも呼吸を荒げながら、赤く染まった頬を右に向けたり左に向けたりしている。文夫はいつしか、そんな姉の痴態から目を離せなくなっている。 「そろそろ糸を繋ぐところを可愛がってあげようか」 朱美が耳元で囁くと、小夜子はさも恥ずかしげにこっ...
新 花と蛇(挿絵更新分)

21.激しい調教(2)

「――私たち姉弟に残されたたった一つの財産である、女と男の武器に磨きをかけ、これを生きがいにして実演スターの道を姉弟仲良く歩んでゆくつもりでございます。み、皆様どうかお力添えをお願いいたします」 「たったひとつやないやろ。ケツの穴も忘れたら...
新 花と蛇(挿絵更新分)

20.激しい調教(1)

田代屋敷の食堂で銀子と義子は遅い朝食を取りながら、昨夜のことを話し合っている。 「友子と直江はどうしている?」 「怪我は大したことはないけど、銀子姐さんの言い付けどおり今日は一日謹慎と言い渡したら、さすがに神妙にしてました」 「あの二人には...
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