ニュータウンの奴隷家族 第一部

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第66話 小椋家の崩壊(2)

「美少年とはいえ、こっちは男の調教はあまり得意じゃないからな」 沢木は納得したように頷く。 「すると次の獲物は?」 「裕子の長女で女子大生の貴美子、そして、しのぶの娘、香奈――香奈を落とせば父親の達彦は落ちたも同然よ。それで小椋、加藤両家は...
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第65話 小椋家の崩壊(1)

脇坂と赤沢が中年男としては驚くほどの精力をしのぶと裕子に対して発揮している頃、香織、黒田、沢木の3人は開店前で客のいない「かおり」で顔を突き合わせ、密談にふけっていた。 「裕子の娘の里佳子の様子がおかしいらしいわ」 香織の声に、日の落ちる前...
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第64話 春をひさぐ美人妻(3)

「だいぶ時間を食っちまった。ホテル代もばかにならないぜ」 裕子の詫びを満足そうに聞き終えた脇坂を、赤沢が促す。 「いいか、二人とも年齢の割りには奇麗な身体をしているが、やはり若い娘にはかなわないよ。年齢をカバーするために必要なのはお色気、テ...
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第63話 春をひさぐ美人妻(2)

「いいかい、それじゃあ2人とも俺達の前に正座するんだ。裕子が俺、しのぶが赤沢さんの相手だ」 しのぶと裕子は一瞬顔を見合わせたが、すぐに諦めたように2人の男の前に腰を折る。 「即々って知ってるかい? ええ、奥さん?」 「知りません」 脇坂の問...
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第62話 春をひさぐ美人妻(1)

「小椋先輩のお母さんってPTA会長をしているし、以前は自治会の副会長もしていたそうだし、おまけにモデルみたいに背が高くて奇麗じゃない。香奈がさっさと通り過ぎちゃうんで私はわからなかったけれど、うちの学校でも何人か気づいた人がいるみたいよ」 ...
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第61話 破滅の足音(2)

裕子は常に娘たちに対して自信をもって接していた。良き妻、良き母親、そして家庭の外では大学の講師でPTA会長、自らの生き方に恥じることがなかったからである。そんな母親に対して2人の娘も尊敬を抱いていたといえる。 しかし今、香織たちの性の奴隷に...
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