ニュータウンの奴隷家族 第一部

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第29話 深夜の秘密ショー(3)

香織に長時間にわたって特訓を受け、ようやく身につけたしのぶのストリップダンスだった。ストリップはもちろん踊りも全く素人だったしのぶは、決して勘がよい方でなく、またたまらない羞恥からしばしば抵抗を見せて香織をてこずらせたが、前日にほぼ丸1日に...
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第28話 深夜の秘密ショー(2)

香織はごく自然な流れで、小川の空いたグラスにビールを注ぐ。 彩香、すなわち加藤しのぶの坐ったボックス席では、二人の男達がしのぶの腰のあたりに手を回し、何ごとか囁いている。しのぶは時々嫌々をするように首を振るが、やがて頬を染めて根負けしたよう...
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第27話 深夜の秘密ショー(1)

それから5日が経過した。 香織が店の灯を入れてから3時間ほどたったころ、40歳前後のサラリーマン風の男が現れた。 「いらっしゃいませ」 男はカウンターの中の香織をちらと見たあと、きょろきょろと落ちつかない様子で店内を見回す。 店内にはボック...
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第26話 調教されるしのぶ(4)

「うっ、ううっ……」 黒田に前門を、沢木に後門を嬲られ、そして香織にぴったりと唇を塞がれたしのぶはなよなよと力なく悶えている。3人の男女に対する抵抗心は春の淡雪のようにはかなく溶けていき、しのぶはピンクの雲に乗せられたような気分になっている...
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第25話 調教されるしのぶ(3)

しのぶはこっくり頷くと、香織の言葉に催眠術にかけられたかのように両手をスカートにかけ、するすると下ろしていく。 「シャツのボタンを外して、ブラを取るのよ」 「ハイ……」 下半身素っ裸になったしのぶは素直にうなずくと、シャツブラウスのボタンを...
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第24話 調教されるしのぶ(2)

「い、いえ……ただの顔見知りですわ」 (なんていう名前なのかを聞いているのよ) どうして香織が小椋夫人に興味を持つのか。しのぶは暗い予感を感じ、背筋に寒気が走るのを感じる。 「お、小椋裕子さんという人です」 (そう、なかなかいい女じゃない。...
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