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ニュータウンの奴隷家族 第一部

ニュータウンの奴隷家族 第一部

第168話 蟻地獄の妻たち(6)

「そんな……私と山本先生はそんな淫らな関係ではありません」「じゃあ、どうだって言うのよ」圭子は奈美を問い詰める。「それは……」切羽詰まった奈美は山本とのことを話し始める。少女のころからスイミングスクールに通い、高校時代に水泳部に所属していた...
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第167話 蟻地獄の妻たち(5)

脇坂は足元に置いた鞄の中から書類を取り出す。A4サイズの数枚の紙を綴じ合わせたその書類の表紙に「長山瞳 調査記録」と記されてあるのを見た美智恵はあっと声を上げる。「こ、これは……」呆然としている美智恵の前で脇坂はその調査記録を開いていく。一...
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第166話 蟻地獄の妻たち(4)

「僕なら歓迎ですね。里佳子や香奈が相手なら人が見ている前だって問題なく戦闘可能ですよ」成田が端正な顔に笑みを浮かべてビールを飲み干す。「村松先生はどうですか」「俺は女には興味がない」体育教師の村松がむすっとした顔でそう答えたので、成田と美樹...
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第165話 蟻地獄の妻たち(3)

「あ、ありがとうございます」貴美子は強ばった愛想笑いを浮かべる。どことなく座り方が不自然な貴美子を見て、飯島が残酷そうにニヤリと笑う。「ちょっとキスさせろ」飯島はいきなり貴美子を抱き寄せ、唇を奪う。貴美子は「うっ、ううっ……」と苦しげに呻き...
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第164話 蟻地獄の妻たち(2)

昌子がその奇妙な借用書に署名と拇印を施すと、美智恵、奈美も続く。最後までためらっていた摩耶もようやく書名を終えると、香織は満足そうに頷く。「それじゃあ開店まであまり時間がないから、準備を始めるわよ。まず下着を脱いで素っ裸になりなさい」香織の...
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第163話 蟻地獄の妻たち(1)

「そ、そんなことっ。ある訳がないでしょうっ」「さあ、どうだか」圭子は勝ち誇ったような表情で摩耶を見下ろす。「いずれにしても吸い上げたデータを見れば分かることだわ。さあ、どんなものが飛び出すのかしら、楽しみだわ」香織が4人の人妻を順に見回しな...
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