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新 花と蛇(挿絵更新分)

新 花と蛇(挿絵更新分)

254.奴隷のお披露目(54)

夫人はこれまでも順子や、かつて女中として絹代に仕えていた直江や友子の手によってその部分を嬲られたことはあったが、このように秘奥を深々と責められながらそうされるのは初めての経験である。単独で責められているときは痛みと恐怖、そして生理的な嫌悪感...
新 花と蛇(挿絵更新分)

253.奴隷のお披露目(53)

一方の絹代夫人は、大塚順子と夏次郎が巧みに操る羽根箒によってその肉体の敏感な箇所を丹念に責めあげられ、その掻痒感に似た妖美な快感に慎ましげな身悶えを余儀なくさせられていた。「うっ、ううっ……」絹代夫人の花びらのような唇が微かに開花したように...
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252.奴隷のお披露目(52)

「嫌っ」美紀夫人は恐怖に目を見開き、甲高い悲鳴を上げるのだった。「今さら何を狼狽えているのよ。奥様たちはこれを使って、静子夫人から尺八の特訓を受けていたのでしょう。銀子さんや朱美さんから聞いているわよ」「だ、だって。だからと言って、それとこ...
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251.奴隷のお披露目(51)

「知らなかったのなら教えてあげるわ。お嬢さんは夜の部で、黒人のボブと白黒ショーを演じるのよ」美紀夫人はいきなり頭を殴られたような顔になる。「同時に京子がこっちのペニスの持ち主、ジョニーと組むことになっているの。京子と小夜子の大和撫子コンビが...
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250.奴隷のお披露目(50)

「あっ……」二人の美夫人の乳首と乳首が触れ合う。絹代夫人はその部分から全身に電流が走るような感覚に、優美な裸身を痙攣させる。美紀夫人もまた娘の小夜子同様、乳首に鋭敏な感覚を持つのか、上半身がヒク、ヒクと蠢くのを抑えられないでいる。やがて美紀...
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249.奴隷のお披露目(49)

吉沢と井上は慌てて春太郎と夏次郎に手を貸す。春太郎と夏次郎もまた不穏な動きを感じていたのか表情から笑いを消して、吉沢と井上と力を合わせて美紀夫人と絹代夫人を力一杯引き上げる。ようやく二人の美夫人が舞台上に引き上げられたが、美紀夫人も絹代夫人...
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