新 花と蛇(挿絵更新分)

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248.奴隷のお披露目(48)

「言っておくけど、やるのは奥様だけじゃないのよ」千代はそう言うとおろおろしながら成り行きを見守っている絹代夫人に目を向ける。「そこの家元夫人も付き合って、舞台に上がるのよ」「な、なんですって」美紀夫人は愕然と目を見開く。「ど、どうして千原の...
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247.奴隷のお披露目(47)

「台本にないことがどんどん起こることがこの手のショーの面白味じゃないか。第一、言えないじゃこの場は収まらないよ」「そうだよ、お客様が怒って、あんたたち二人をこの場で繋がらせろと言ったらどうするつもりなんだい」春太郎と夏次郎に口々に急き立てら...
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246.奴隷のお披露目(46)

「若い男の子のお尻の穴って初めて見るけど、なかなか可愛いものね」「お尻も丸くて形が良いし、こうやって見ていると女の子と変わらないわね」和枝と葉子はそんなことを言ってキャッ、キャッと笑い合っている。「でも、股の間から銚子をぶら下げたおチンチン...
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245.奴隷のお披露目(45)

「うーっ!」男の急所を握りつぶされそうになった文之助は苦痛のあまり絶叫する。息子の悲鳴を耳にした美紀夫人は思わず顔を上げる。森田組の幹部やくざ、井上が演じる伝助によって睾丸を握られ、脂汗を流しながら苦痛に耐えている息子の姿を目にした美紀夫人...
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244.奴隷のお披露目(44)

「奥さんの身になってみろ。手塩にかけて育てた娘と息子が、やくざが主宰するポルノショーに出演させられているんだ。情けなくて身の置き所もないって気持ちになるのも無理はないだろう」「親分ったら、随分その奥様には甘いのね」和枝がそう言うと葉子も「そ...
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243.奴隷のお披露目(43)

「男たちが羽目を外すのなら、女だって楽しまなければ損だって言っているのよ」「なら、そう言えばいいじゃない」「葉子さん、あなたはさっきの美少年には興味がないの」「もちろんあるわよ」葉子が頷く。「でもあたしはどっちかと言えば、もっと大人の男の方...
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