ニュータウンの奴隷家族 第一部

第130話 砂の城(4)

「これはなかなか傑作ね」里佳子の成熟し始めた乳房を揉み上げていた香織が、野菜スティックを飲み込んだ貴美子の秘奥をのぞき込むようにして笑い出す。「今夜の『かおり』で『貴美子スティック』という名前で売り出そうかしら。『しのぶエッグ』以来のヒット...
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第129話 砂の城(3)

「どうしたの、小椋さんったら」文子がゆらりと立ち上がり、裕子を引き起こす。良江も笑いながら裕子の向かいに立つ。「しっかりしなさいよっ、と」文子がどんと裕子を突き飛ばすと裕子はふらふらと良江に向かって倒れ込む。「あらあら、みっともないわよ。こ...
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第128話 砂の城(2)

「私も里佳子も大勢の前でどうしようもない恥を晒してしまったのよ……私達の人生は終わったも同然だわ……」「……」「今回は免れたけれど、いずれ私達も加藤さんの家族のように街中を素っ裸で走らされることになるわ。そうなるとこのニュータウンではもう顔...
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第127話 砂の城(1)

「さあ、何をもたもたしているの。入るわよ」香織にどんと背を押され、裕子はたたらを踏むように玄関に足を踏み入れる。貴美子、里佳子も同様に敦子や美樹に裸身を抱えられるようにしながら家に入る。「まあ、素敵な家じゃない」「さすがにセンスが良いわ」文...
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第126話 絶望への道程(9)

「どうして興奮したの? 言いなさい、留美」「健一さんと香奈が……苛められる姿を見て興奮しました」「なんだって? 聞こえないわ。もっと大きな声で」「健一さんと、香奈が、苛められる姿を見て興奮したのっ」留美が自棄になったようにそう言うと、史織は...
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第125話 絶望への道程(8)

「ねえ、健一君……お姉さんのオッパイ、気持ち良い?」「……」「黙っていちゃわからないわ。気持ちよければ気持ち良いと正直にいうのよ。里佳子に遠慮しなくても良いわよ。私たち、姉妹なんだから」貴美子は両乳房を手で抱えるようにすると、その狭間で健一...
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