ニュータウンの奴隷家族 第一部

第136話 吹きすさぶ淫風(3)

「皆さん、ご存じかと思うけれど、売春というのは日本では法律で触れることなの。ソープランドの個室で客が女の子を抱くのは、あくまで『個室浴場の中で、マッサージ嬢が客にマッサージを施す過程で互いに恋愛感情が生じ、ことに及んだ』という建前なの。だか...
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第135話 吹きすさぶ淫風(2)

「嫌っ!」「な、なんなのっ! これはっ」その写真はPTA集会場裏の掲示板の前で、全裸のまま大股開きで自慰に耽る裕子としのぶの姿だった。その回りを数人の男が取り囲み笑い合っているが、男たちの顔ははっきりとは写っていない。奈美は圭子の報告を信じ...
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第134話 吹きすさぶ淫風(1)

有美と留美の母親である山崎奈美は年齢はすでに40歳だが少女を思わせる童顔であり、ともすれば実際よりも10歳近く若く見られることも多い。奈美と加藤しのぶとはともにやや内気な性格で、またそれぞれの娘である留美と香奈が親友同士ということもあり、以...
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第133話 砂の城(7)

村松は苦虫を噛み潰したような表情になる。美樹の友人と言うことなら仕方がない。健一は元々美樹が捕まえた獲物である。村松自身は美樹と同様の趣味をもちながら、自らの社会的地位を失うのがこわく、これまでは自分の欲望に忠実に生きることが出来なかったの...
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第132話 砂の城(6)

「小椋貴美子……け、ケツバット……お願いします」「何回だ?」「5、5回では……」「そんなものでは少なすぎるだろう」飯島は笑いながら答えると貴美子の顔に顔を近づける。「うん? お前」飯島は残忍そうな目をすっと細める。「さっきからどうも妙に顔が...
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第131話 砂の城(5)

「これでいいかしら」大幅に露出した香奈の太腿を留美はちらと眺めるが、すぐに「まだ長いと思うわ」と返事をする。「……わかったわ」香奈は再び調整するがそれでも留美のOKは出ない。ようやく留美が満足げにうなずいた時、香奈のスカートはほとんどパンテ...
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