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8.チンピラ部屋(2)

 千原流華道後援会長であり、医学博士夫人でもある折原珠江がチンピラ部屋に連れ込まれてからすでに丸一日が経過しようとしていた。全裸のまま縄がけされて部屋に放り込まれた令夫人の熟れた肉体に、若いチンピラたちは飢えた獣のように我れ先にとりついた。
あらかじめ媚薬入りの酒を飲まされ、ずいき縄で股間を長時間縛り上げられていた夫人の媚肉はすでに十分に潤っており、あせりがちに突き立てる若者の肉棒をあっさりと受け入れた。いや、激しい抽送運動により媚肉の痒みがほぐされていくなんともいえぬ快感に、すぐに甘い声まで上げ始めたのである。
すでに何周目だろうか、六畳の部屋には汗と精液、そして女の愛液が入り混じったむっとするような臭いが立ち込めている。チンピラたちのリーダー格である竹田が、鴨居から垂らした縄で片足吊りにした夫人の背後から抱き締め、激しく突き上げていた。
「あっ、あっ、もう……」
「またイキそうなのかよ、奥さん」
「は、はいっ……」
「まったく、上品な顔をしている癖に助平な奥さんだぜ。これで何回目か覚えているかい?」
「お、覚えていませんわ……」
珠江夫人はなよなよと首を振る。
「へっ、覚えてないなら教えてやるぜ。これで18回目だよ」
「そ……そんなに……」
男たちに交互に責められ、欲望の証を注ぎ込まれ、一回りして回復した男たちによって再び責められる。披露困憊した珠江夫人が失神すると男たちは短い仮眠を取り、再び責められる。まだ一日しかたっていないのに、珠江夫人は情事の極限を味合わされたような思いであった。
「た、竹田さん」
「なんだい」
「いっても……いってもいいですか」
珠江夫人は10歳ほども年下の竹田に哀願する。この部屋ではチンピラたちが主人であり、夫人はチンピラたちの性の奴隷である。奴隷は主人の許可なしでは気をやることもできないのだ。
「こういう風にいったらイってもいいぜ」
竹田は夫人の耳元になにごとか囁きかける。夫人は顔を赤らめて嫌々と首を振る。
「ちゃんと言わないといつまでもイカせないぞ。勝手にイったらお仕置きだからな」
竹田が激しく腰を突き上げると、珠江夫人は快感の堰を突き破られ、ひいっと悲鳴をあげる。ついに夫人は強制された言葉をほざくように口にしながら、裸身をブルッ、ブルッと激しく震わせるのだ。
「た、珠江、18回目、イキますっ! あ、あなたっ、ごめんなさいっ」
夫である源一郎に詫びながら華々しい崩壊を遂げる珠江夫人。竹田はキューンと食い締める夫人の肉襞の感触を思う存分楽しむと、ようやく身体を離す。
一時の陶酔から我に返った珠江夫人は、足元で堀川が自分の方にマイクを向けながらテープレコーダーを操作しているのに気づく。
「うまく録れたかい」
「バッチリさ」
竹田と堀川は顔を見合わせて笑い合う。
「な、何を……」
脅えた表情を見せる珠江に、竹田が言い放つ。
「堀川は、奥さんが絶頂を極める瞬間を録音していたのさ」
「な、なんですって」
「大塚先生の依頼なんだ、悪く思わないでくれよ。奥さんから剃り取ったお毛毛と一緒に、旦那さんに送るんだってさ」
「まったく、悪い趣味だぜ」
竹田と堀川がさも楽しげに笑い合うのを、珠江は気が遠くなるような思いで聞いている。

珠江夫人が、森田組のチンピラやくざたちの地獄部屋に連れ込まれて2日目の深夜になる。さすがの性欲旺盛なチンピラたちにも疲れが見え始める。
しかし、森田と鬼源の命令は、とにかく珠江夫人を三日三晩休むことなく犯し抜き、実演スターとしての貫禄を一気に身につけさせることである。
「兄貴、俺はマンコがこんなに疲れるもんだとは思ってもなかったぜ」
「いくらご馳走だからって、こう休みなく食わされると拷問みたいなもんだ」
チンピラやくざたちが弱音を吐くのを、リーダー格の竹田と堀川は「何を言ってやがる。しっかりしねえかっ」と叱咤し、だらしなく転がっている彼らの腰のあたりを思い切り蹴飛ばすのだ。
そういう竹田と堀川も、さすがに腰の蝶番がガタガタするほど疲れきっており、とてもすぐには続けられそうにない。
珠江夫人は部屋の中央で素っ裸の上半身を緊縛されたまま失神している。この部屋に連れ込まれてから夫人が失神したのはこれで4度目である。
夫人の裸身をぼんやり眺めている竹田は、4人の若い男たちを相手に奮戦し、何度も気を失いながらもついには男たちを打ち負かした夫人に内心舌を巻いている。上流の奥様然とした珠江夫人のどこにそんな逞しさがあったのか、それとも自分たちが鬼源や川田、そして森田親分に比べるとまだまだ問題にならないほど未熟だということなのか。
「しかし……女ってのは強ええや」
竹田は煙草に火をつけ、一服くゆらせるとぽつりと呟く。田代屋敷にやってきたときには男を知らなかった美津子や小夜子ですら今ではそれなりの強さを身につけている。珠江夫人も日々繰り返される数々の調教により、奴隷として着実に成長してきているのだろう。
「森田親分と鬼源が、静子夫人の後釜に珠江を据えようとしているのも、分かるような気がするぜ」
堀川が感心したように呟く。
「しかしここで負けたままでいるわけにはいかないぜ」
男が4人がかりで新入り奴隷一人調教できないようでは、幹部組員の吉沢や井上からどんな目に合わされるか分かったものではない。
「おい、奥さん、起きな」
竹田は夫人の頬をパン、パンと叩く。夫人は「ううっ……」とうめくような声をあげて裸身を捩らせていたが、やがて目を開ける。
「ああ……」
夫人は今だ頭がはっきりしないのか、はっきり焦点の合わない目をぼんやり竹田の方へ向けている。やがて夫人ははっとした表情になると、口を開く。
「また……また、私を抱くのですか?」
「そうしたいところだが、今すぐには煙も出ねえや」
竹田はそう言うと煙草を灰皿に押し付ける。
「だから、しばらくは道具の力を借りることにするぜ。おい、お前ら、奥さんの足を思い切り開いて縛り付けるんだ」
「へい」
若いチンピラ二人が腰を上げ、部屋の隅から新しい縄を取り出すと珠江夫人の両足首を縛り始める。
「ああ……嫌……」
チンピラやくざがぐいと力を入れると、夫人の両肢は扇のように開きだす。夫人は羞恥に頬を染め、抵抗しようとするが足に力が入らない。夫人はとうとう極端なまでの姿勢をとらされる。
「へへ……良い格好じゃねえか」
珠江夫人は女の羞恥の部分から双臀の狭間に秘められた菊蕾に至るまで堂々とばかりに晒け出している。竹田はそんな珠江夫人を楽しげに見ながら、鬼源から預けられた前後責めの道具を取り出すのだ。
「肉棒の代わりにこれで責め上げてやるぜ」
細いほうの責め具を堀川に渡した竹田は、男根を模した巨大な責め具で珠江夫人の頬を撫でさする。
「やめて……」
「遠慮することはないじゃないか。男は射精するとおしまいだが、この道具はそんなことはないからな。奥さんが満足するまで可愛がってやるぜ」
「そんな……卑怯ですわ」
「肉棒の方が良いのかい」
「そ、そんなこといってませんわ」
珠江夫人は顔をそらしその淫具を避けようとしていたが、竹田と堀川がしつこく夫人の頬を突っつくのに焦れたように顔を前に向ける。
「わ、わかったわ。それで私を思い切り責めて頂戴っ」
珠江夫人は開き直ったようにチンピラたちに向かって言い放つのだった。

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