珠江夫人がチンピラ部屋に漬けられて3日目の朝が明けた。
夜を徹しての竹田と堀川による激しい同時責めで数え切れないほど絶頂に追い上げられた珠江夫人は、気息奄奄といった状態で汚れた夜具の上に横たわっていた。竹田は夫人が頂上に到達するたびに「珠江っ、○回目、イキますっ!」と叫ぶように強制した。そのため最後には夫人の声は涸れきってしまったほどである。
夫人は両足をM字型に大きく開かれて寝具の上に縛り付けられたあられもない姿勢のまま目を閉じ、ハア、ハアと息づきながらふくよかな乳房を大きく上下させている。竹田がそんな夫人に寄り添うようにすると、柔らかい耳たぶに接吻する。
「……ああ」
珠江夫人は気だるそうに目を薄く開けると、竹田に求められるまま唇を預け、熱い接吻を交わすのだ。
「お熱いことだぜ」
堀川がそんな竹田を冷やかす。
他の二人のチンピラは部屋の隅で雑魚寝をしている。徹夜で珠江を責め続けた竹田と堀川の身体にはさすがに疲労が蓄積している。
「張り型責めで何回気をやったか覚えているかい、ええ、奥さん」
竹田が珠江夫人の形の良い乳房をゆっくりと揉み上げながら問い掛けると、夫人は小さく「覚えておりませんせんわ……」と呟く。
「覚えられないほどたくさん気をやったのかい?」
「そ、そんなことございません……」
夫人は恥ずかしげに頬を染め、ゆっくりと首を振る。
「7回目まではちゃんと数えていたぜ。珠江、7回目、イキますっ、てな。その後からは数えられなくなったみてえだな」
「ああ……意地悪なことをおっしゃらないで」
「そんなら言ってみな。折原珠江は数え切れないほど気をやりました、ってな」
「そんな……そんな事いえません」
珠江はなよなよと首を振る。そんな仕草には男に対する拒否というよりは、甘えのこもった媚態が伺える。
竹田はそんな珠江が、森田や鬼源の思惑どおり、3日間のチンピラ部屋暮らしにより確実に成長してきているのを感じるのだ。
「何を言ってるんだ。本当のことじゃねえか──そうだ、いい事を思いついたぜ」
竹田はふと立ち上がると、部屋の隅に置かれたテープレコーダーを取ってくる。
「折角だから森田親分や鬼源に俺たちの調教が順調に進んでいる証拠を聞かせてやろうぜ」
「そいつはいいや」
竹田の言葉に、畳の上に寝転んで二人の様子を面白そうに見ていた堀川が起き上がる。
「ついでだから、これもこの女の亭主への声の便りってことにしようじゃねえか。初日に録ったテープと一緒に渡せば、大塚先生がさぞ喜ぶぜ」
堀川の残酷な提案に、珠江の表情がさっと一変する。
「どうしたんだい、急に顔色が悪くなったじゃねえか」
竹田は急におろおろと目を泳がせるようにしだした珠江を面白そうに見ながら尋ねる。
「た、竹田さん、堀川さん……」
「なんでえ? 奥さん」
二人のチンピラはニヤニヤ笑いながら珠江を眺めている。
「お願いです……これ以上主人を傷つけるようなことはさせないで」
必死で哀願する珠江を二人のチンピラはさも楽しげに笑いあう。
「どうする? 堀川」
「……そうだな」
二人はしばらくひそひそと相談をしていたが、やがて意見がまとまったのか竹田がはわざとらしく腕を組んで話し始める。
「まあ、これほど頼んでいるんだ。奥さんの言うことを聞いてやろうじゃねえか」
竹田が堀川に目配せしながらもったいぶって答えると、珠江は表情を輝かせ、「あ、ありがとうございます」と頭を下げる。
「その代わりといっちゃあ何だが、奥さんには新しい調教を受けてもらうぜ」
竹田はにやりと笑うと部屋に備え付けられた戸棚の中から、綿棒とベビーオイルを取り出す。珠江夫人は怪訝な顔つきで竹田を見ている。
「大塚先生から、機会があれば是非調教しておいてくれと言われてたんだ」
竹田は手にとった綿棒をベビーオイルに浸すと、大きく開かれた珠江夫人の両肢の間に座り込む。
「奥さんを人間花器にするとき、もう一つ穴を使えれば何かと便利なんだってよ」
珠江は脅えたような表情を竹田に向ける。
「さあ、どこを調教されると思う、奥さん。あててみな」
「見事当てたら、調教はやめてやってもいいぜ」
竹田と堀川はニヤニヤ笑いながら珠江夫人に詰め寄る。珠江は唇を震わせ、頬を朱に染めながら口を開く。
「お、お尻……」
「なんだって?」
竹田がわざとらしく、手のひらを耳に当てる。
「聞こえねえな、もっと大きな声で言ってみな」
「お尻……お尻の穴でしょう」
珠江がそんな言葉を口にすると竹田と堀川は顔を見合わせて吹き出す。
「奥さんはお尻の穴を責められたいのかい」
「ち、違いますわ。おからかいにならないで」
珠江は顔を赤くしながら答える。
「残念だったな、奥さん。外れだぜ。俺達が調教するのはこっちの穴さ」
竹田はそう言うと綿棒で夫人の尿道口をいきなりさすり上げた。
「あ、ああっ! な、何をするのっ!」
思いがけないところを触れられた夫人は悲鳴をあげ、裸身を大きく揺すぶらせる。
「おっと……じっとしていないと大事なところに傷がつくぜ」
竹田は堀川に目で合図する。堀川はうなずくと部屋の隅で鼾をかいているチンピラ二人の脇腹を蹴り上げる。
「おいっ、いつまで寝てるんだっ」
二人のチンピラは寝ぼけ眼をきょろきょろさせていたが、素っ裸のまま開股の姿勢で縛り付けられた珠江夫人が、竹田の責めを逃れようと必死で裸身をくねらせているのを見て目を丸くする。
「この女が動けないように、しっかりと押さえつけるんだ」
竹田と堀川に叱咤されたチンピラ二人は、あわてて夫人の身体に取り付き、押さえつけるようにする。
「やめてっ、やめてっ」
「奥さんはケツの穴を調教されたかったみてえだが、残念だったな」
「森田組にはそっちの穴は専門の調教師がいるのさ。楽しみに待ってな」
竹田は堀川とそんな風に笑い合うと、身動きできなくなった珠江夫人の狭隘な尿道口に綿棒の先端を押し当てる。
「ああっ、そ、そんなっ、ひ、ひどいわっ!」
綿棒が少しずつ、確実に沈められていく。とんでもないところを責められる恐怖に、珠江夫人は再びつんざくような悲鳴をあげるのだ。
9.チンピラ部屋(3)

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