「そんなーー言えない」
「いえなければずっとこのまま生殺しにしてやるぞ」
「いやーー我慢できないーー」
「それならちゃんと言うんだ」
男に叱咤された妻はついに強制されたその言葉を口にします。
「チンポ大好きの淫乱人妻、東山紀美子のオマンコににせチンポを下さいーー」
「もっと大きな声で!」
「淫乱人妻東山紀美子のお、オマンコに、にせチンポを下さいーー」
男はにやりと笑うと張り型を妻に挿入していきました。弾力のある長い張り型は、面白いように妻の身体の中に呑み込まれていきます。妻は「ああっ、ああっ」と明らかに悦びを告げる声を張り上げながら、豊満な尻を淫らに揺さぶっています。
「この小さいほうは何に使うか分かるか?」
妻の裸身に寄り添うようにしながら、思う存分張り型で責め上げていた男は、やや細めのピンク色の棒を妻の頬に押し付けるようにしました。
「あ、ああーん。わかりません」
「わからないか」
妻の切羽詰ったような嬌声を聞いて、男はくっ、くっといやらしい笑い声を上げます。
「これはこっちの穴を責めるためのものだ」
男は妻の前を責めながら、空いている手でピンク色の棒を持ち、妻の尻の狭間をつつきます。
「いやーー、お尻はいやです」
妻は再びむずがるように尻を振ります。すると男はそんな妻の動きを制するように張り型の動きを早めます。
「あーん」
再び妻の嬌声が部屋中に響きます。
「一度ここの味を経験してみろ。病み付きになるぞ」
「だってーー絶対痛いわーー」
「紀美子が毎日出しているウンチのほうがよほど太いぞ」
「そんなことないーー変なこといわないで」
妻は次第に絶頂が近づいてきたのか、ベッドの上で身体を弓なりにします。
「ああっ、もうっ、イっちゃうっ。イってもいいですかっ」
「まだ駄目だ」
「ああーー我慢できないっ。イカせてっ。イカせてくださいっ」
絶頂を達することの許可を男にねだる妻。これは一体現実の出来事でしょうか。私の頭の中に同じ疑問が繰り返し湧きあがってきます。
妻がまさに絶頂を極めようとしたその時、男は張り型を妻から引き上げました。
「いやーー。どうして……」
快感をいきなり中断させられた妻は、駄々をこねるようにお尻を振ります。
「ちょっと手が疲れたから休憩だ」
「意地悪しないでーー」
妻は今にも泣き出しそうな声を上げています。私が妻のことをセックスに関しては淡白だと思っていたのは大変な誤りだったのでしょうか。
男は妻を散々焦らすと再び張り型で責め、絶頂寸前で責めを止めるという行為を繰り返します。妻はまさに半狂乱になりながら男の愛撫を求めてます。ついに屈服した妻は男の言うとおりの卑猥なおねだりの言葉を吐かされます。
「淫乱な人妻紀美子のオマンコと、お尻の穴をいっしょにいじめてください」
「ほう、紀美子はケツの穴も責めて欲しいのか」
男はわざとらしく聞き返します。
「意地悪ーー」
妻はもどかしげに豊かなヒップをプリプリと振ります。男は妻の耳元に口を寄せ、何事か囁きます。妻は「あーん」とうなじを見せながら首をのけぞらせると、カメラに向かってはっきりと顔を向けます。
「淫乱な人妻紀美子のオマンコと、け、ケツの穴をにせチンポで一緒にいじめてくださいっ、お、お願いしますっ!」
男は2本の張り型を器用に操作し、妻の前後の穴を同時に責め始めました。妻はああっ、ああっとまるで獣のような声を上げて悶えぬいています。
「ああっ、き、気持ちいいっ」
「どこが気持ちいいんだっ」
「お、オマンコっ」
妻はガクガクと尻を揺さぶりながら、強制された卑語を──いや、もはや強制されているとはいえません。しっかりと自分の意志で口走ります。
「ケツの穴はどうだっ」
「き、気持ちいいっ」
「ちゃんというんだっ」
「け、ケツの穴も気持ちいいですっ」
(ケツの穴……)
お嬢さん育ち、箱入りで育った妻から発せられたとは到底信じられない言葉です。しかし確かにそれは耳慣れた妻の声でした。
妻はまるで自分の言葉に刺激されたように、一気に絶頂に駆け上がっていきます。今度は男も焦らすことはなく、責めの手は緩めません。
「ああっ、イクっ、イキますっ。紀美子、イっちゃいますっ」
妻はそう叫ぶと全身を電流に触れたようにガクガクと波打たせました。2つの穴に挿入された張り型が妻の痙攣に合わせてブルッ、ブルッと震えています。男が張り型から手を離しても、妻の身体は2本のそれをキューンと喰いしめたまま落しません。
男が唇を求めると、妻はうっとりとした表情で合わせていきます。呆然と画面を見つめていた私の心に、熱い嫉妬心が蘇ってきました。
「気持ちよかったか?」
「ハイ……」
「素直に剃毛させるか」
「ハイ……」
妻は男の言うことにすべて素直に頷いています。
男は張り型を妻の身体から引き上げると、再び剃刀を取り上げ、快感の余韻に酔っている妻の陰毛を剃り上げていきます。
「シェービングクリーム以外に、紀美子のおつゆがたっぷり出ているから剃りやすいぞ」
そんな男の卑猥なからかいにも抵抗を示さず、妻はまるで剃毛そのものを楽しんでいるようにうっとりと目を閉じています。
「ほら、だんだん赤ちゃんみたいになってきたぞ」
「……」
「ちょっとケツを持ち上げてみろ」
妻は男の指示に従い、大きな尻をぐいと持ち上げます。妻の双臀の狭間に秘められた肛門が画面にはっきりと映し出されました。
「ケツの穴の周りのムダ毛も剃ってやる。思い切り足を開け」
「ハイ……」
妻は限界まで足を開いていきます。翳りを失った妻の女陰と肛門がこれ以上ないというほどあからさまに晒されます。私はまるで裏ビデオを見ているような錯覚に陥りました。しかし、ここに映されているのは他ならぬ私の妻なのです。
変身(7)

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