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『続 被虐の鉄火花 地獄に咲く双花』第17~34話

2020年5月の更新
抵抗も空しく捕らえられた玖美子の、口惜しい初めての絶頂

 内入れをした書面を交わしたことで、結果として自分たちが父親の借金を背負うことになった雪路と玖美子に対して、喜美子は見世物女郎として働くことを要求する。姉妹は愛子と町子、そして節子までもが自分たちを裏切り、罠にかける手助けをしたことを知り愕然とする。檻から引き出されようとした玖美子は一瞬の隙を突き、雪路を連れて逃げ出す。
 玖美子は、行く手を阻む得田組のやくざ、吉川と熊谷を空手で倒すが、得田組の別働隊であるヘンリー達四人によって捕らえら、立ち縛りに拘束される。

 雪路はパンティを剥ぎ取られて全裸にされ、玖美子は姉妹を代表して仕置きにかけられることになる。

 手始めに玖美子は愛子と町子によって女同士の愛撫を施される。肉体の秘密――人並み外れた大きさの花芯の敏感さを暴かれた玖美子は、包皮を剥かれたその箇所を愛子によって吸い上げられ、生まれて初めての絶頂を極める。
 一度燃え上がった玖美子の肉体を嵩にかかって責め立てる愛子と町子。一方雪路は、こみ上げる尿意に耐えかねて、満座の中で母が大切にしていた花瓶の中に放尿する。

 愛子達にそそのかされた節子は、玖美子を山芋責めにかける。微妙な菊座に山芋を塗り込められた玖美子は喜美子から、姉妹が今夜吉川と熊谷によって水揚げされ、明日から若葉屋の女調教師、お夏によって花電車の調教を施されると宣告される。

 陰門にまで山芋を塗られ、激しい掻痒感に狂乱する玖美子。節子がそんな玖美子の秘奥に口づけし、粘っこく愛撫すると玖美子はたまらず二度目の絶頂を極める。快楽の余韻を訴えるように節子と接吻を交わしあう玖美子。対抗心を燃やした愛子は玖美子と舌を吸い合い、町子は秘奥に唇を当てる。不良少女二人に上下の口を犯された玖美子は軽い絶頂を極める。

 雪路と玖美子は全裸に縄掛けされ、さらに股縄まで施されて土蔵へと引き立てられる。中に置かれたの三つの檻が、自分たちと母の珠代用のものだと知って戦慄する姉妹。
 尿意に苦しむ玖美子だが、股縄が邪魔になってかなわない。そこに節子が毛布を持って現れ、玖美子の股縄を外して排泄させる。
 裏切りに対して恨み言を言う玖美子に節子は再び股縄を施す。節子への非難を続ける玖美子を雪路がたしなめる。
 玖美子が時子から「若葉屋の別館」で働かないかと言われた雪路は、親子そろって恥をさらす予感に脅える。
 玖美子は戻ってきた節子に、股縄を外してくれるよう哀願するが、辱められたあげく拒絶される。悔し泣きする玖美子と、罪悪感と同時に妖しい嗜虐性の快感に溺れていく節子。

 股縄の痒みにほとんど眠れないまま朝を迎えた姉妹は、愛子と町子に裸のまま調教場である離れへと引き立てられる。離れの茶室で、喜美子、本間、そして若葉屋の女将の常子と女郎の調教師、お夏は女郎屋として新装開店する紅葉館に関する予定を話し合っている。

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