第18話 しのぶ浣腸責め(3)

「……そ、そんなこと」
しのぶがためらうと沢木は前門を責める指を2本に増やし、すでにしとどに塗れているしのぶの秘苑を激しく愛撫する。
「う……ううん」
「香織ママ、奥さんのおっぱいを揉んであげてよ」
「いいわよ」
香織はしのぶの前に回ると量感のあるしのぶの双乳を両手ですくい上げるようにして、優しく揉み始める。
「あ、ああ……か、香織さん……そんな……」
「たまらない気持ちでしょう」
しのぶはなよなよと首を振る。しかし確かに香織が指摘した通り、先程まで黒田に嬲られていたその部分の官能の余韻が沢木の巧みな指技によってかき立てられ、さらに双臀の狭間の、思い掛けぬ箇所に加えられる鋭い刺激が、しのぶの身体をどろどろに溶かし出してきたのである。
さらにとどめをさすような香織の乳房への愛撫により、しのぶの心理的な抵抗も春の雪のように儚く溶けていくのだった。
「さ、答えてくれるよね、しのぶ夫人。処女喪失はいつのことだい」
沢木が畳み掛けるようにたずねるとしのぶは催眠術にかかったように口を開く。
「……しゅ、主人と結婚したときの……初夜ですわ」
「なんやて」
ビデオカメラを操作していた黒田が頓狂な声を出す。
「黒田さん、今はカメラマンに徹してくださいよ。後で編集が大変なんだから」
「いや、すまんすまん」
黒田は頭をかいて操作に戻る。
「でも、私もちょっと驚いたわ。あなたがご主人と知り合ったのは中学1年、ご主人が大学1年の頃だっていわなかった?」
「……ハ、ハイ。そうですわ」
香織がしのぶの乳房を甘く揉み上げながら聞くと、もはやしのぶは心の抵抗をどこかに流し去ったかのように、素直に返事をする。
「結婚するまでご主人は何もしなかったの」
「キ、キッスはされましたわ……」
しのぶが思わずそんなことまで口走るのを聞いて、沢木と香織は顔を見合わせ、クスクス笑い合う。
「それなら奥さんはご主人が初めての男性って訳だ。ご主人以外の男とセックスしたことはあるかい」
「……そ、そんな……ございませんわ」
「何をいってるの」
香織がプッと吹き出す。
「さっきまで黒田さんとお尻を振り合っていたばかりじゃないの。そんな見え見えの嘘はいけないわ」
香織はしのぶの固くしこった乳首をひねり上げる。
「あっ、ああっ」
充血したその部分から電流のような刺激が走るのを感じたしのぶは、思わずブルブルと裸身を震わせる。
「す、すみません……でも、黒田さんが主人以外では初めてですわ……」
「それじゃあ、そのご主人以外で初めてのセックスの感想を聞かせてもらおうか」
「おい、おい、沢木はん」
デジタルビデオを操作していた黒田が、あわてて口を挟むが、香織に「いいじゃない、続けましょうよ」と制される。
「黙っていちゃあわからないよ、奥さん」
「ひっ」
しのぶがさすがに口ごもっていると、沢木がしのぶの菊花を揉み上げていた指をいきなり穴の中に第二間接までねじこむ。しのぶは喉の奥から小さな悲鳴を上げる。
「ああ……そんなところ……やめて……」
「だいぶ柔らかくなってきたよ、奥さんのお尻の穴」
沢木はくっ、くっと含み笑いする。
「香織ママ、そろそろ頼むよ」
「いいわよ」
香織はしのぶの上半身を愛撫していた手を止めると、洗面器の中から大ぶりの張り型を取り出す。
「はっきりと思い出すまでたっぷり可愛がって上げるわ」
男性のその部分そっくりのそれを香織がしのぶの目の前につき出すようにすると、しのぶは恐怖で目を見開く。
「そ、そんなものを……」
「大丈夫よ、黒田さんの大きなものがちゃんと納まったのだもの。問題なくくわえ込めるわよ」
さあ、召し上がれと、からかいの言葉を吐きながら香織はしのぶのはっきりと潤いを見せている秘苑に押し当てる。
「あ、ああっ」
しのぶは切羽詰まったような声を上げながらも、香織が押し付ける巨大な張り型を、鮮紅色の花襞を巻き付けるようにして徐々に呑み込んで行く。
「もう少しよ、頑張りなさい」
「う、ううっ……き、きついわ」
香織は断続的に裸身を痙攣させながら、じわじわと押し込まれるそれを呑み込まされる。ようやく根元まで含ませると、香織はゆっくりと抽送を始める。
「あふうっ」
「良い声が出てきたわね」
香織は口元に笑みを浮かべ、しのぶの巨大な双臀が淫らがましい動きを見せて行くのを眺めている。
沢木も、香織の責めに合わせてしのぶの菊蕾に挿入した指をゆっくりと抜き差しする。するとしのぶはそこから生ずる妖しい感触と、前門の甘い快楽が完全に同調し始めたのか、ハアハアと熱っぽい喘ぎ声をあげ始めるのだ。
「そろそろ素直になれたかしら、黒田さんとのセックスの感想を聞かせて欲しいわ。どう、素敵だった?」
香織が執拗に問いかけると、しのぶは頬を紅潮させてこくりと頷く。
「そんな返事の仕方じゃ駄目よ。折角抱いてくれた黒田さんに失礼だわ。ちゃんと声に出して言いなさい」
「ああ……そんな……」
しのぶが嫌々をするように首を振る。
「しょうがないわねえ、沢木さん。やっぱりお仕置きが必要だわ」
「よし来た」
沢木が待ち兼ねたように、グリセリン溶液を一杯に吸い上げたアクリル製の浣腸器を取り上げ、マッサージによって柔軟さを見せ始めた菊花に嘴管をずぶりと挿入する。
「あっ」
しのぶは一瞬身体を刃物で貫かれたような衝撃を受けたが、その微妙な箇所はすぐに軟体動物のように膨らみ、嘴管を深々と受け入れていく。
「尻の穴に浣腸器をぶち込まれた感想はどうだい、ええ、しのぶ夫人」
沢木は2つの責め具を前後の秘穴に咥え込んだしのぶの豊満な双臀を楽しそうにパン、パンと平手打ちするのだ。
「ああ……ひ、ひどいわ」

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