第47話 人妻全裸快走(5)

「短小早漏包茎男のご亭主に、露出狂の奥さん。傑作な組み合わせじゃないか」
「失礼なっ、私、露出狂なんかじゃありませんっ」
「そんなに言うのならもう一度調べてみようじゃないか」
抗議する裕子の上半身を沢木が後ろから羽交い絞めにするようにする。
「い、嫌っ、何をするのっ」
「じっとしてるんやっ」
黒田が両肢をバタバタさせる裕子の太腿をパシンと平手打ちすると、漆黒の繊毛に包まれた秘所に手を伸ばす。
「ああっ」
黒田の指先が裕子の秘裂に触れる。意外な堅さがある濃密な繊毛を掻き分け、肉襞をさすりあげると、そこはジョギングと全裸晒しの間に味わっていた露出の快感に反応した蜜壷からあふれ出た愛液でじっとりと濡れそぼっていた。
「ほら、香織ママの言うとおりしっかり濡らしてるやないか」
「嫌……やめて……」
「あんまり格好つけるんやないでっ。この変態女がっ」
黒田は裕子の頬をぴしゃりと平手打ちする。早朝といえど往来で素っ裸のままふるわれるいわれのない暴力。裕子は羞恥と屈辱、そして激しい怒りにブルブルと豊満な肉体を震わせる。
しかし一方でなぜか、裕子はこの野卑な男たちの手でもっともっと理不尽に扱われたいという説明の出来ない不思議な感覚で頭の中に薄靄がかかるような気分になっている。
「や、やめて……小椋さんにこれ以上暴力をふるわないで」
しのぶはおろおろとした表情で男たちの暴虐行為を見つめている。
自分を救おうとしたため巻き添えになってしまった裕子夫人。正義感の強い裕子が素っ裸にされて、目の前でなぶりものになっているのを見るのが耐えられないのだ。
「乱暴されたくなければ、しのぶはここでマスをかくんだ」
沢木の言葉にしのぶは頭を殴りつけられたような衝撃を受ける。
「な、なんですって」
「露出狂の奥さんもやるんだよ。そうしないとこの場で全員で犯しちゃうぜ」
「い、嫌……堪忍」
裕子はついにシクシクと泣き出し、男たちに許しを乞うのだ。あの勝気な裕子が幼女のように泣いているのを見たしのぶは覚悟を決めて目を軽く閉じる。
「わ、わかりました……」
しのぶがうなずくと男たちはわっと歓声を上げる。
「お、小椋さん……」
しのぶが覚悟を求めるように声をかけると、裕子はむせび泣きながらこくりと頷く。
「しのぶ夫人はここ、裕子夫人はこっちや」
黒田は2人の素っ裸の人妻を掲示板の前に並んで立たせる。裕子としのぶの目の前にそれぞれの夫のその部分のクローズアップ写真が迫り、2人は頬を染めて思わずそれから目をそらす。
「顔をそらすんやないっ! 2人とも自分の亭主のチンチンをしっかり見るんや」
黒田は裕子としのぶと裕子のむっちりした尻をぴしゃ、ぴしゃと思い切り平手打ちする。2人の美夫人の尻たぶに赤い手形がくっきりと浮かび上がる。裕子としのぶは諦めたようにそのとんでもない写真に目を向けるのだ。
(ああ……あなた)
(許して……)
黒田はさらに2人の人妻の股を開かせ、片手を乳房の上に、もう一方の手を秘所の上に導く。
「さあ、亭主のチンチンを見つめながら思い切りオナニーに励むんだ。ちゃんと気をやるまで続けるんだぞ」
沢木はデジタルビデオを構え、2人の豊満な裸女をレンズに捉える。黒田も少し離れてしのぶと裕子にデジタルカメラを向ける。
「よし、開始っ」
しのぶと裕子は男たちに命じられるまま、自らの肉体をおそるおそる慰め始める。片手でゆっくりと柔らかい乳房を揉み上げ、片手で羞恥の源泉を緩やかに愛撫する。
早朝とはいえだれが通りかかるとも分からない往来で素っ裸のまま、自慰行為にひたっている。それが2人の麗夫人にはとても現実のこととは思えない。
しかし、男たちに命じられて恥ずかしい自涜行為を続けているうちに、しのぶと裕子はピンク色の雲の上を漂うような不思議な快感に身体中がじわじわと浸っていくのを感じるのだ。
「ああ……」
やがて裕子の口からかすかなあえぎ声がもれる。それを耳にしたしのぶは、いっそう情感がかき立てられるような心地に、切なげに身を悶えさせる。
「あはん……」
2人の美しい人妻が迫りくる快感を、次第に露骨に訴えはじめたのを見た黒田は、デジタルカメラをいったん置くと裕子の背後に回る。黒田は裕子のたっぷりと実った乳房をゆさゆさと揉み上げるのだ。たちまち裕子の大き目の乳首は硬化する。
「は、はあっ……」
黒田は乳房を揉み上げながら裕子の耳の後ろに舌を這わせ、コリコリした乳首を指先でいたぶる。裕子は背筋を電流が走るような鋭い感覚に白いうなじをはっきり見せ、背筋を大きくのけぞらせる。
「デカいクリトリスを指先でシコシコ揉み上げるんや」
「ふうっ……」
裕子は黒田に強いられるまま、ボタンを押すように自らの花蕾を小刻みに愛撫する。そこを黒田が美熟女の顎に手をかけるようにしてゆっくりと首をひねらせる。
「舌を吸ってやるで、小椋夫人」
「い、嫌……」
黒田は小さく開いた裕子の唇に自らの唇を重ねようとする。裕子は軽く首を振りながら拒絶の意思を示すが、やがて諦めたように力を抜く。
「う、ううっ……」
裕子は黒田に濡れ絹のような舌先を吸われながら早くも軽いオーガズムに達したのか、ブルッ、ブルッと裸身を痙攣させるのだ。
「ちっ、うまいことやりやがって」
役得とばかりに裕子の美肌をもてあそぶ黒田の姿を、顔が入らないように慎重にデジタルビデオに収める沢木は軽い舌打ちをするのだった。
「黙って喘いでいるだけじゃおもしろくないな」
沢木が苛立った声を上げると黒田はうなずいて、裕子夫人の耳元に何やら囁きかける。それを耳にした裕子夫人はさっと頬を染め、嫌々と気弱に首を振る。
「何をためらってるんや、それくらいのことが言えなくてどうする」
「だ、だって……」
「嫌やったら、娘にお父ちゃんのチンチンの写真を見せながら、マスをかかせてもええんやで」
「嫌っ、やめてっ」
裕子は激しく首を振る。ボリュームのある黒髪が揺れ、後れ毛が白いうなじにハラハラと落ちる。
「い、いいますわ……ですから、娘には、娘には決して手を出さないで……」
そう言ってさもはずかしげにうつむいた裕子は、やがて覚悟を決めたように顔を上げると口を開く。
「あ、あなたのおチンチン……早くほしいわ……ねえ、裕子のおマンコに頂戴」
裕子夫人はさも切なげに腰を揺らし、愛する夫のクローズアップ写真に向かって陰部を突き出すようにして恥ずかしいおねだりの声を上げる。

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