第87話 人妻ソープ嬢 (3)

「すると、3日間で30本のチンポを嘗めたということか?」
「……そういうことになりますわ」
裕子夫人はそう言うと赤らめた顔を恥ずかしげに伏せる。
「何がそういうことになりますわ、だ。もったいをつけたいい方をするな。裕子は3日間で30本のチンポを咥えました、といってみろ」
「……裕子は3日間で30本のチンポを咥えました」
「大学講師で東中学PTA会長、しかも人妻の淫乱ソープ嬢、小椋裕子は3日間で30本のチンポを咥えました、というんだ」
「……どうして」
私のことを、という質問を裕子は呑み込んだ。黒田が連れてきた客である。裕子の素性を知っていることは不自然ではない。
しかし裕子にとって辛かったのはこの場で「ソープ嬢としてのゆうこ」ではなく「小椋裕子」としてのアイデンティティを意識させられたことである。
「どうした? 言えないのか。アンケートに何を書かれても構わないということだな?」
「あっ、待って、待って下さい」
裕子は慌てて飯島にすがるような目を向ける。
「い、言いますわ……ですから、お願い……」
裕子は長い睫毛をフルフルと震わせながら、強制された言葉を口にする。
「……だ、大学講師で東中学PTA会長、し、しかも人妻淫乱ソープ嬢、小椋裕子は3日間で30本のチンポを咥えました」
「ふん。いくら仕事とはいえ、そんなにたくさんのチンポを咥えるなんて、裕子は余程チンポ好きなんだな」
「は、はい……おっしゃる通りです。裕子はチンポ好きの淫乱人妻ですわ」
「チンポ好きならチンポ好きらしく、うまそうにしゃぶるんだ」
「わ、わかりました……」
裕子はフェラチオを再開する。言葉で凌辱されるよりも、何か行為に没頭できる方がまだ気が休まるのか、裕子は次第に飯島の肉棒を夢中になって愛撫していくのだ。
隣ではしのぶが、スパッ、スパッと音を立てながら黒田のペニスをしゃぶり抜いている。しのぶの表情にはさすがに3日間の厳しい講習と、その後の3日間の接客による疲れが明らかだが、これが最後ということで自棄になったように激しい奉仕を黒田に対して行っているのだ。
ここのところしのぶと裕子が「プシキャット」にほぼ詰め切りの状態だったため、心ならずも禁欲生活を強いられてきた黒田は、溜まりに溜まった欲望がしのぶの巧みな舌技によって今にも爆発しそうになっている。
「どうや? 久しぶりに味わう俺のチンポの味は? 懐かしかったやろ」
「は、はい……懐かしかったですわ」
「だいぶソープ嬢らしい舌使いになってきたやないか」
「お褒めいただき……ありがとうございます」
飯島も裕子夫人がこの6日間で身につけた舌の技巧と懸命なその表情に引き込まれ、もはや限界まで達している。耐え切れなくなった飯島は「いいかっ、出すぞっ」と裕子に声をかける。裕子は口中に肉棒を深々と咥え込んだまま、うん、うんと頷くのだった。
「ううっ」
「おおーっ」
やがて飯島が、少し遅れて黒田が、美夫人の口中に欲望の印をぶちまける。しのぶと裕子は必死になってその独特なえぐみのある液体を飲み干していくのだった。

飯島と黒田が「プシキャット」の個室で2人の美夫人の肉体をたっぷりと堪能している頃、貴美子は龍によって徹底したセックス調教を受けていた。
朝から立て続けに鍼、マッサージ、そしてバイブやローターを使用した責めを施され、数え切れないほどの絶頂を経験させられた貴美子は、まさに息も絶え絶えの状態にあった。
「お、お願いです……もう、もう、眠らせて……」
空手初段の実力を有する貴美子も飽くことのない龍のいたぶりに、哀願の声を上げる気力すら尽きようとしていた。
「駄目だ。かっきり20回気をやるまで眠ることは許さんからな。さあ、次は何回目だ?」
仰向けに横たわった龍は後ろ手に縛り上げられた全裸の貴美子を騎乗位で乗せ上げ、下から腰を激しく突き上げている。
「じゅ、十五回……い、いえ……十四回……ああ……わ、わかりません」
「わからないですむかっ。間違えたら一からやり直しだぞっ」
「あっ、ああっ……も、もう、これ以上……許してっ」
貴美子は絶叫しながら美しい裸身を電流に触れたように激しく震わせ、今日何度目かの絶頂に向かって駆け上がってゆくのだ。

また同じ頃、里佳子と健一も美樹と誠一の同性愛コンビによって徹夜での調教を施されていた。健一はズボンとパンツを脱がされ、下半身素っ裸の姿で背後から誠一に抱きかかえられ、片方の手で昨日道をつけられたばかりの肛門を指で嬲られながらもう一方の手で若い肉茎を揉み上げられている。
「ふふっ、どうだ……健一君、お尻を虐められながらこんなにチンチンを堅くして……可愛いやつだ」
「あ、ああ……せ、誠一さん、もう、もう、やめてください」
「駄目だ……今日は健一君がホモの悦びを骨身に染みるほど経験させてやるまで、家には帰さないからな」
「そ、そんな……ああっ」
一方の里佳子は、ボーイフレンドのそんな惨めなホモ調教の様子を見せ付けられながら、美樹によって執拗なレズ責めを受けていた。
「いいわね……単語の方は随分覚えたようだから、今度は会話の練習よ。『私はクリトリスを触られるのが大好きなの』、はい、言って御覧なさい」
「ああ……そんな……」
「言えないのならここのところをまた、洗濯バサミで挟んじゃうわよ」
その部分が大きいのは小椋家、いや裕子の血筋なのか、里佳子のクリトリスも小指の先ほどはあり、包皮を完全に弾けさせその姿をあらわにしている。少女らしい薄い繊毛から透けて見えるそれは、何か非常にアンバランスなエロチシズムを醸し出し、美樹の嗜虐心を刺激するのだった。
「い、嫌っ。それだけは許して……言いますわ」
里佳子は真っ赤に染めた顔を左右に振り、美樹に教え込まれた淫らな言葉を吐く。
「I……I love to have my clit touched……」
「よく言えたわ。それじゃあ『私にあなたのおマンコを舐めさせて』」
「……Let me lick your cunt」
「私、ベッドの中ではいつも助平なの」
「Oh, I’m always naughty in the bed!」
「とっても濡れてきちゃった」
「Ah……I,m soo wet」
「なかなか感じが出てきたわ……あら、本当に濡れてきたじゃない。やっぱり里佳子はエッチな女の子ね」
「い……いわないでっ。ああっ」
熟練の美樹の手管に屈した清純な美少女が大ぶりの陰核をフルフル震わせながら気をやれば、少女のような美貌の健一が狭隘な部分を誠一の逞しい肉棒で貫かれ、同時に若茎を激しくしごきあげられて精を噴き上げるのだ。

Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました