第116話 酒の肴(3)

「明後日は貴美子に浣腸をしてあげない?」
「あんた、レズの癖にほんとにそっちの穴が好きなのね」
「こんな気の強い娘を素直にさせるには、お尻の責めに限るわよ」
長岡はにやりと笑いながら貴美子をゆっくりといたぶり続ける。
一方、2人の女教師たちにあおられたように、文子と良江の裕子に対するいたぶりも徐々にエスカレートし始めている。
「さすが自分から、淫乱マンコから生まれた淫乱娘というだけあって、レズビアンプレイも堂にいったもんじゃない」
「ご家庭の中でも時々ああやって、母と娘でつるみあっているんでしょう」
2人の女はそう言いながら裕子の股間の中央に開陳された羞恥の源泉をねちねちと虐める。陰裂からはみ出したラビアを引っ張ったり、金のリングで締め付けられたクリトリスをひねったり、また、水割り用の氷を陰裂の間に押し込んで哀れな奴隷に悲鳴を上げさせているのだ。
「よくも今まで上品面をして私達を馬鹿にしてくれたわね。詫びをいれなさいよ」
文子は酔いで座った目を裕子に向けながら、ぐいぐいと氷を押し込んで行く。
「や、やめてっ、やめてっ」
「やめて欲しければ詫びをいれるのよ」
良江も文子の真似をして、指先でつまんだ氷を裕子の大きめの乳首に押し付ける。敏感な部分を氷でいたぶられる裕子はヒイ、ヒイと壊れた笛のような悲鳴をあげ続ける。
ついに女達の軍門に下った裕子は、文子たちに強いられるまま屈辱的な詫びの言葉を口にする。
「わ、私、小椋裕子は、その淫乱でマゾ、露出狂という恥知らずな性癖を隠して……佐藤文子様と瀬尾良江様に対して、ぶ、侮辱的な態度をとりましたこと、深くお詫び申し上げます」
「こ、今後はその高慢な態度を反省し、お、お二人に対して従順な奴隷としてお仕え申し上げますから、ど、どうぞこれまでの数々のご無礼、お、お許しください」
「つっかえつっかえだったけど、まあ良いわ。次はすらすら言えるように練習してくるのよ」
良江はそう言うと裕子の乳首をぐいと抓りあげ、大学講師の才女の喉から再び悲鳴を絞り出させる。
「ねえ、かおりママ、この女を一晩貸し出してくれないかしら」
文子が剥き出しになった裕子のクリトリスをいたぶりながら香織の方を向く。
「何をさせるつもりなの?」
「それが……最近うちの主人とあっちの方がすっかり御無沙汰なのよ。この女にうちの寝室で奉仕させたら刺激になるんじゃないかと思って」
「あら、それならうちも是非お願いしたいわ。佐藤さんちが裕子なら、うちは貴美子で良いわよ」
「そうねえ……」
香織は文子と良江の厚顔さに苦笑する。しかし、2人はその自治会の副会長と書記という立場にあり、特に佐藤文子はこのあたりの地主でかなりの金をもっており、亭主ともども「かおり」の上客になる可能性は高い。
素早く計算した香織は「裕子は明後日なら良いわ。貴美子はまだ経験が少ないから、瀬尾さんには別の奴隷をお貸しするわ。裕子に勝るとも劣らない淫乱だからきっと気に入ると思うわ」と答える。
「やった、さすがかおりママは話が分かるわ」
女達は奇声を上げて手を叩く。
「……まったく、この女共の図々しさに比べたら男たちの方がずっと可愛く見えますな」
裕子と貴美子に絡み付く女達の狂態を眺めながら、ボックス席の飯島が溜め息をつくように言う。
「これじゃあ、折角調教したのに、みんなトンビに油揚をさらわれてしまう」
「まあまあ、明日は必ず貴美子をA工高に出勤させるわ。そうね……一日休んだ埋め合わせに母親も一緒につけてあげる」
「えっ!」
飯島は香織の思わぬ申し出に驚きの声をあげる。
「本当ですか」
「本当よ。明日の夜のショーの主役は裕子や貴美子じゃないから。飯島先生は開始時間までに2人を連れて来ていただければ結構よ」
「それはいい……」
飯島は思わず顔をほころばせる。
「その代わり、明晩はお仲間の先生を出来るだけお客として連れて来てちょうだい。出来れば男の先生がいいわね」
「お安い御用です。話を聞けば皆喜んで来ますよ」
飯島は相好を崩してうなずく。明日は美貌の母娘を用務員兼マネジャーとして飯島がこき使うことが出来るのだ。美しいだけでなく母親は大学の国語講師、娘は一流大学の学生と、飯島の嗜虐心を刺激する要素はそろっている。飯島は期待に胸を躍らせながらボックス席で女達のいたぶりにあっている裕子と貴美子の裸身を交互に眺め、酒を飲み続けるのだ。
母と姉が女達による辱めに喘いでいるころ、もう一つのボックス席では里佳子が美樹の膝の上に乗せあげられ、男たちの視線に素っ裸を晒していた。ボックス席に陣取るのは脇坂、赤沢、そして東中の国語教師、桑田といった面々である。
すでにしたたかに飲んで上機嫌の桑田は、素っ裸の美少女を隣にはべらせ、回した腕で膨らみ始めた乳房をやわやわと揉みたてながら、酒臭い息を里佳子に吐き欠けている。
「おい、小椋、何をぼんやりしている。先生のグラスが空いているぞ」
「は、はいっ」
空になった水割りのグラスを乳房に押し付けられ、小さく悲鳴をあげた里佳子は、受け取ったグラスにあわててウィスキーを注ぎ、ぎこちない手で水割りを作る。
里佳子から受け取ったグラスに一口、口をつけた桑田はぶっと吐き出す。
「きゃっ」
里佳子の顔に桑田の口に含まれていたウィスキーが吹きかかる。
「なんだ、この味は。こんな濃い水割りが飲めるか!おまえは学校で一体何を習っているんだ」
「ご、ごめんなさい」
酔いに目を据わらせ、訳の分からない言い掛かりをつける桑田に、里佳子は慌てて詫びをいれる。
「許さん! お仕置きをしてやるから先生の膝の上に乗って、お尻を出せ」
「そんな!」
「ぐずぐずするんじゃない」
桑田は里佳子の髪の毛をつかんで強引に膝の上に乗せあげると、剥き出しになった桃尻をいきなり平手打ちする。
「い、痛いっ!」
「これくらいで音を上げるとはなんだっ」
桑田の平手打ちの音が店内に響き、里佳子の白い尻はたちまち真っ赤に染まって行く。
「桑田先生、そんなに叩いたらこの娘のお尻が壊れちゃうわよ」
いわゆるオーバーザニーの姿勢で里佳子をスパンキングし続ける桑田を、美樹がさすがに見かねてたしなめる。
「あ……」
我に返った桑田はあたりを見回す。桑田は同じボックスで酒を飲んでいる脇坂と赤沢がやや白けた顔で自分を見ているのに気づく。
「いや、申し訳ない。こっちのことになるとつい夢中になって……」
頭を下げる桑田を見た脇坂と赤沢は互いにニヤリと笑い合う。痛みに涙をにじませた里佳子はヒリヒリする尻を押さえながら桑田の膝から降りる。
「気持ちは分かりますよ、先生。何を隠そう俺も盗撮が趣味でね。カメラのレンズで女の子のお尻や太腿を追いかけ始めると、周りのものが目にはいらなくなってしまうんです」

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