第147話 牝獣たちの狂宴(4)

「いくのはいいけど、またシャンパン浣腸よ」
「あ、ああっ! い、いいわっ」
「いいわってどういうことなの? 浣腸してもいいということ?」
「あっ、あ、は、はいっ! 浣腸してもいいっ! いいわっ! い、いいからっ、早くいかせてっ!」
理性のたがが外れたようになった摩耶がそんなことを口走ったので、赤沢と良江は顔を思わず見合わせてどっと笑いこける。
「浣腸されながらイキたいらしいわよ。どちらが変態なのかしら」
良江は我を忘れてそんな淫らな欲求を口走った摩耶をあざ笑う。
「赤沢さん、この屁こき女が満足するまで浣腸してあげてよ」
「よし来た」
赤沢はガラス製の浣腸器にシャンパンを吸い上げると、摩耶の尻穴に嘴管をぐいと突き立てる。
「それじゃあ、浣腸されながら気をやるのよ。わかったわね」
良江は摩耶の尻をパリシッと叩くと、バイブレーターの抽送の速度を一気に上げる。
「あっ、ああっ!」
激しい快感の波が押し寄せ、摩耶は悲鳴を上げる。良江と呼吸を合わせるように赤沢が浣腸器のポンプを押し込んだ途端、摩耶はその部分に射精されたような鋭い感覚に、「い、いくっ!」と声を上げ、激しい絶頂を極めるのだ。
長山美智恵は摩耶の隣で、春美によって尻穴にアナルストッパーを押し込まれながら、秘奥を黒田に責められ、さらに小ぶりの乳房を沢木によって揉み立てられている。
「い、痛いわっ! も、もう許してっ!」
アヌスが引き裂かれそうな痛みに美智恵は悲鳴を上げるが、春美は構わずぐいぐいと押し込んでいく。美智恵は「さ、裂けちゃうっ!」と喉から振り絞るような声を上げる。
「大袈裟なことを言わないでよ」
春美は憎憎しげな声を上げると、美智恵の尻をパシッと平手打ちする。
「さっきクリームを使ってしっかりとマッサージしてあげたんだから、簡単に裂けたりしないわよ」
「うっ、ううっ、うーっ!」
アナルストッパーの最も太い箇所が菊門を通過し、美智恵は尻穴を限界まで押し広げられる苦痛に呻き声を上げる。
「ほーら、裂けやしなかたったでしょう」
春美がそう言うと美智恵は「は、はい……」と素直に頷く。その様子がおかしくて春美は再び楽しげに笑う。
「あ、ああっ……い、いいっ……」
アヌスストッパーを飲み込まされた美智恵は、黒田と沢木に乳房や秘奥を淫靡に責め立てられて徐々に快感の泣き声を上げ始める。
副会長の池谷昌子も圭子によって尻穴にアナルストッパーを押し込められた挙句、黒光りしたバイブレーターで秘奥を責められ、ヒイヒイと壊れた笛のような泣き声を上げている。
「あ、ああっ……」
昌子は絶叫するような声とともに腰部をブルブル震わせ、同時に銀色の水流を尿道口から噴き上げる。
「まあ、副会長ったら、潮を吹いたわ」
「女の潮吹きなんて、初めて見たわ」
圭子と春美が顔を見合わせて笑いあう。
「屁こき女に潮吹き女か。傑作な組み合わせね」
「美智恵は何か芸が出来るのかしら……結構大きなクリトリスね。ここを苛めてあげたらどうなるのかな」
春美はアナルストッパーを押し込まれた美智恵のクリトリスをローターで刺激し始める。「あっ、あンっ」と甘い声を上げる美智恵のクリトリスが見る見る充血し、包皮を弾かせてルビー色の亀頭を露出させる。
「あら、立派なクリちゃんね。これは小椋会長と良い勝負かもしれないわ」
春美はそう言うと、美智恵のクリトリスをぐいとねじり上げる。
「い、痛いっ!」
美智恵は悲鳴を上げるが、苦痛を訴えるその言葉とは裏腹に、その陰裂からはどっとばかりに甘い愛液が吹き零れるのだった。

結局山崎奈美は100cc、池谷昌子は400cc、長山美智恵は300cc、そして岡部摩耶はなんと500ccのシャンパン浣腸を施され、全員アナルストッパーを装着されて1時間近くも淫靡になぶられ続けたのである。薬の作用、シャンパンの酔いに淫虐な責めによる疲労にふらふらになった4人の女は、ようやく排泄することを許される。ポリバケツに向かって順に、腸内のシャンパンを放出する4人の美しいPTA役員たちの姿を、文子たちが構えるデジカメが記録していった。
「お尻の中が綺麗になったところで、全員仲良くお尻の開通式よ」
香織の声を合図に奈美たち4人は再び集会室の中央に一糸まとわぬ裸のまま四つんばいの姿勢にされる。4人の女たちの背後から、やはり素っ裸になった男たちが次々にのしかかっていく。
「あ、ああっ! あああっ!」
「い、いやっ! い、いいっ!」
「あはっ! う、うっ! うふンッ!」
「う、うんっ! あ、ああーン」
4人の女たちはほぼ同時に狭隘な肛門を男たちの肉棒で貫かれ絶叫する。しかし今やその悲鳴は決して、隠微な肉穴を引き裂かれる苦痛を訴えるものだけではなかった。
さまざまな手段で投与された催淫剤、合法ドラッグ、覚せい剤とアルコールが女たちの血中でブレンドされたことによりその潜在的な性欲が最大限に解放されたこと、そして、さらにアヌスとクリトリスにな箇所にクリームを塗りこまれたことにより、耐え難いほどの掻痒感が高まったことが、4人の人妻たちをいまや盛りのついた牝犬同然に変貌させていたのである。

「ああ、あああっ! す、凄いわっ!」
秘奥に電動ローターを挿入され、豊満な双臀で朽木の肉棒を迎えながら、池谷昌子は歓喜の声を張り上げている。マザコン気味の朽木は昌子の豊満な身体がよほど気に入ったのか、その逞しいばかりに張り出した尻に夢中になってしがみつき、ピストン運動を送り込んでいる。
「あーん、た、高志っ! か、母さん、お尻、気持ちいいわっ!」
薬の幻覚作用のせいか、昌子が突然感極まったように奇妙な言葉を叫んだので朽木は驚いて動きを止める。
「何だ? 高志っていったい誰だ」
朽木の問いにビールを飲みながら昌子の痴態を楽しげに見物していた中城圭子はしばし首をひねったが、やがて思い出して答える。
「ああ、去年東中を卒業した池谷さんの息子の名前よ。今はW大附属高校の1年だわ」
「何だって? それじゃあ、この女、息子と近親相姦でもしているのか?」
「まさか……そんなことはないと思うけれど」
圭子は呆けたように快感に浸っている昌子の顔を眺める。瞳はとろんと潤ませた昌子は、夢と現実の境界が分からなくなっているように見える。
「あン……高志……もっと奥まで突いて……」
昌子は切なげに巨大な尻をくねらせる。本当に昌子は息子と肉の関係を持っているのだろうか。圭子はさすがに驚き、しばらく言葉を失っていたが、やがて思い直して口を開く。

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